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ハケンアニメ! 辻村深月 マガジンハウス あらすじ 感想
2011(平成23)年6月20日月曜日発売の辻村深月の直木賞受賞作品の傑作ミステリー『太陽の坐る場所』(文藝春秋)の映画化が決定して、10月4日土曜日の公開の待ち遠しい中で...。
またまた魅せてくれることとなったか...。
アニメ制作業界の現実そのものを、そこで働く3人の女性たちのそれぞれの微妙心理描写を、エンターテイメント小説として、8月22日金曜日発売の『ハケンアニメ!』(マガジンハウス)が...。
購入の理由としては、辻村深月の最新作としての関心も理由の一つだけど、題名に象徴される"ハケン"と"アニメ"といった業界そのものに、何気に惹かれたことも大きくて...。
失礼ながら、アニメというと子どもたちだけの楽しみといった思い込みらしきものが、心の片隅にあって、アニメを制作している大人たちはどこにいるんだろうといった漫然とした思いがあったものだから、ついつい衝動買い...。
物語のあらましは、プロデューサーの有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品として、伝説の天才アニメ監督・王子千晴が9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』のオンエアを控えた時のこと、監督の突然の蒸発らしき騒ぎによる周囲の困惑から始まって...。
同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と次々にヒットを飛ばすプロデューサー・行城理が組む『サウンドバック 奏の石』のオンエアも...。
そこへ、ネットで話題のアニメーター・並澤和奈や、聖地巡礼で観光の活性化を期待する公務員・宗森周平も、関わり始めることにもなって……。
以後、次から次へと謎を呼び新たな事件が...。
いわゆる"ハケン"の立場にある3人の女性が、最終的にいかなる決断を下すのか?
その点で、目が離せなかった。
肝心要は、幼少の頃からの"好き"を仕事にできる"遊び心"なんだなあと、改めて実感。
確かに、仕事はもともと大変で振り回す人も多いゆえ、つらさを多く実感してしまうもの。
それでも、アニメが好きで仕事が好きな主人公たちは、微妙な心理の描写を伴いながら物語を展開していることも加わって、素直にカッコいいし素晴らしかった。
しかも、読み終えた後、遅まきながらの"気づき"(?)が....。
"ハケン"とは、上層部から割り振られた仕事に沿って動かされる"派遣"から、自らの力で運命を切り拓いて仕事として作り上げて周囲を動かす"覇権"へと上り詰める才覚を秘めている、ということを...。
かなり大袈裟かなあ。
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